どうも。TL漫画大好き、電子(デンコ)です。
今回は「教えてください、藤縞さん!」17話のネタバレ感想です。
この記事は東京クリスプ編集部のローリエがレビューしていきますよ!
ようやくお互いの気持ちに素直になり、晴れて両想いとなったりおと藤縞でした。
長く身体を重ねていなかった2人は、今までの分を埋め合わせるかのように激しく繋がります」♡
幸せな2人の一方で、吉埜はりおの実家に訪ねていて…?
「教えてください、藤縞さん!」続きが気になる17話です!どうぞっ♬
「教えてください、藤縞さん!」17話|ネタバレあらすじ
あれからどれ位時間が経ったのでしょうか。
2人の交わりは夕刻になっても絶えず続いていました。
「はぁ♡はぁ♡はっ♡ん♡」
「おい」
「んあ♡」
「逃げるな。縋るなら俺に縋れよ。」
藤縞は、何度も絶頂に達し、限界を迎えたりおの逃げようとした手をつかまえ、後ろから抱きしめて逃げられないようにしました。
「も、無理れす…何回もイったぁ♡」
「俺はまだ足りてない。ホラ頑張れ」
接合部分をぐっと奥まで押しつけ、りおの奥を抉ります。
「やぅ♡頑張れな…ゲホゴホッ…う¨…」
「声が瞑れたか。待ってろ」
そう言うと、藤縞はりおに優しくキスをして、裸のまま部屋を後にしました。
ようやく解放されたりおは
(まだ、都合のいい夢かもって思っちゃう)
藤縞と両想いになったことが未だに信じられないのか、照れくささからベッドの上でジタバタとします。
「俺はずいぶん信用がないらしいな」
いつの間にか戻ってきていた藤縞は、持っていたペットボトルの蓋を開けると、一口分口に含んだとおもうとりおの顎をくいっと上向かせ、唇を重ねました。
「ンうっ♡ふ」
飲みきれなかった水分が口端を滴り落ちていきました。
その様子を見つめ、満足そうにニヤと笑う藤縞。
「上手に飲めたな」
すると、藤縞はりおが全部飲み干したことを確認すると、再びベッドに押し倒しました。
「さて」
「ああああの藤縞さん!」
「言葉では信用に足りてない様だからな。体の方に教え込んでやる。」
誘うようにりおの双峰の頂をぺろりと一舐めします。
「待って!もう無理」
「まだ途中だったろ」
まだ硬さを保っている自身を、わざとらしくりおに押しつけると、さすがのりおも誇張するそれに気づきます。
「あ…でも…」
そこへ、タイミング良く(悪く?)りおの携帯の着信音が部屋に鳴り響きました。
藤縞の隙をついて、腕を抜け出し、着信ならば仕方ない!というように通話を取ります。
すると、着信は実家の母からでした。
離れた藤縞まで聞こえる程の怒鳴り声に、何事かと訪ねたりおでしたが、どうやら実家に吉埜が訪ねたらしく、同時に前田宅に泊まっていたという嘘もバレてしまい、弁解がないのなら縁を切るとまで言われてしまいました。
慌てて実家に帰ることにしたりおを、藤縞が車で送ってくれました。
「送ってもらったおかげで濡れずに済みました。ありがとうございます」
シートベルトを外し、車から降りようとしたりおの手を上から覆いかぶせるように自身の手を重ねた藤縞は、心配そうにりおを見つめます。
「やっぱり俺も一緒に行こうか?心細いだろ。」
電話口から聞こえてきた母の怒声を気にかけている様子の藤縞にうれしく思うも、藤縞まで一緒に来てしまったら母が更に混乱してしまうのではないかと丁重に断ります。
さいごに、りおの頭後に手をまわし、引き寄せると、ちゅっとキスをして見送ってくれました。
車から降りて遠く去る藤縞を見送ると、嬉しさのあまりその場で悶え始めるりお。
(キスなんて今まで何度もしたのに今までと全然違う。相手のキスに好きって気持ちが乗ってる事を知ってる。それだけで幸せで窒息してしまいそう)
と、幸せに浸るのも束の間、りおは目の前の現実と向き合わなければなりません。
(お母さんメチャクチャ怒ってるだろうなぁ…心底恐ろしい!)
そもそも、どうして吉埜が実家を訪ねてきたのかも謎なままであり、恐らくはお世話をほっぽりだして居なくなったことに対して怒っているとしか考えられないのですが…。
(土下座で謝るしかない…)
聞こえるか聞こえないかの小さな声で「ただいまー…」と言い、いそいそとドアをあけて居間を目指します。
しかし、予想とは反して、居間からは明るい談笑の声が聞こえてきました。
ちらりと覗き込むと、そこには和気藹藹と会話に花を咲かせる母と吉埜の姿がありました。
全く状況が呑み込めないりおは、とりあえず居間のドアを開け、中に入ります。
吉埜が言うには、りおの忘れていった荷物すべてを届けに来てくれたということでした。
住所は前田さんに聞いたらしく、友人以上の関係はないという事・これ以上りおの世話になる訳にはいかないという事まで説明してくれていました。
すべて、吉埜の方から母に説明済みであり、りおからは特に説明することもなく母はすべて納得済みのようです。
ただ一つ納得がいかないとすれば…
「吉埜くん!りおのことどう思う?貰ってくれない?私の息子にならない?」
目を輝かせて吉埜に詰め寄る母。
「お母さん!私いるから…かっ…彼氏…?」
りおの予想もしない言葉に、母の大絶叫が家中にこだましました。
りおの言葉から、すべてを悟った吉埜は、静かに立ち上がり、立ち去ろうとします。
あわてて後を追いかけるりお。
「それより光くん本当にもう一人で大丈夫?」
「…うん、もう限界だったからさ」
雨の音でぽつりとつぶやいた吉埜の声はかき消されてしまいました。
(俺が君を幸せにしようって、俺ならできるって信じて…それは傲慢だと思い知ったよ。)
ふいに、吉埜は立ち止まり、りおもそれに気づいたのか振り向きました。
「りおちゃん、好きだよ」
ザアアアと、一層激しい雨が降り、吉埜の声はかき消されてしまいました。
「えっと…ごめん光くん、雨の音でよく聞こえなかった…」
「うん、いい」
(届かなくていい)
切ない思いは、そっと吉埜の胸の奥に仕舞われたのでした。
そして、2人で決めた新婚ごっこの敗者は敬語を5回使ったりおの負けになりました。
ペナルティーはというと、『これからも友達でいてほしい』でした。
そのころ、飛行機内では、大胆に胸元がはだけた服を身にまとう美女が、妖しく微笑っていました。
「どんな風に変化したかしら。街も、彼も。ふふ、きっと驚くわね。礼人。」
つづく…!
ここで「教えてください、藤縞さん!」17話はおわり。
「教えてください、藤縞さん!」17話|ネタバレ感想
結ばれたりおと藤縞の一方、散っていった吉埜の想いが切ない回となりましたね。
当て馬にしてはとてもイケメンな吉埜さんなだけに、退場は寂しいものがありますね…(´;ω;`)
どうせならもっと性格悪かったらよかったんですけど…。
なにはともあれ、これで本人たちも親も公認の仲となり、セフレ脱却を果たしたわけですけれども、今度は藤縞に関係ありそうな美女が登場しましたね…!
果たしてどんな関係なのでしょうか!美女に勝つんだ!りお(笑)
以上、「教えてください、藤縞さん!」17話のあらすじと感想でした♬
「教えてください、藤縞さん!」のネタバレ感想あらすじ、他にもあります!
というわけで今回はここまで。
次回もお楽しみに!